建築好き必見!静岡県富士山世界遺産センター
こんにちは、Hitoshiです。
僕はよく東名高速道路を走るのですが、その時に富士山を見るのがすごく好きです。
ありがたや~という気持ちになります。
特別に富士山に思い入れがあるわけではないのですが、そういう気持ちになるのは日本人としてDNAに刻まれているからでしょうか?
今(2019年3月)からちょうど1年ほど前に、六本木ヒルズの森美術館にて開催された「建築の日本展」というさまざまな日本の建築を紹介する展覧会で、この「静岡県富士山世界遺産センター」を知りました。
逆さ富士をイメージした設計が魅力的で非常に印象に残りました。
それから約1年後に実際に足を運びます。
富士宮市の駅からすぐの場所
肝心の場所ですが、静岡県のやや神奈川県寄りで富士山のふもとに位置する富士宮市にあります。
富士宮駅から程近く、駅から徒歩で行けます。
ちなみに富士宮駅のすぐ近くにイオンもあるので、行きや帰りにそちらでお買い物するのもいいでしょう。
大きな鳥居とコラボしてる?
現地に行くとまず大きな鳥居が目に入ってきます。
このセンターを紹介する写真などにもこの大鳥居が写っていますが、実はこの大鳥居はこの施設の所有のものではないそうです。
もともとは富士宮駅の今よりも更にすぐそばにあったそうで、このセンターの近くの「富士山本宮浅間大社」の第一鳥居なのだそうです。(センターの職員さんから伺いました。)
平たく言うと、この大鳥居とこのセンターはコラボしているという事です(笑)
この鳥居はなんぞや?と思っていたので、わかってよかったです。
※厳密には大鳥居を含めないこちらが静岡県富士山世界遺産センター
ちなみにこの施設から本物の?逆さ富士も見られます。
逆さ富士を登るという斬新な発想!
逆さ富士の正面の右側から中に入ります。
入場料は大人1人で300円です。(後述しますが、めちゃめちゃ安いと思います!)
この建物は平成29年(2017年)の12月に開館したこともあり、施設全体がとても綺麗です。坂茂建築設計が設計されました。
この建物を訪ねるにあたって、ほとんど下調べをせずに行きましたが(だいたい毎回そうですが 笑)、この逆さ富士は平面的ではなく立体的で大きく、施設に中に合わさっているような感じなのです。
そして、なんとこの逆さ富士の中を登る設計なんです!
これには驚いたとともに、その発想の斬新さに感動もしました!
逆さ富士を登山
まず頂上を目指します。この施設では「登拝(とはい)」と呼んでいます。
逆さ富士の中をくるくると螺旋状に登っていきますが、そこには富士山のさまざまな顔を大きなスクリーンを何枚も使って表現していきます。
この登山の最中、スクリーンに人影が映って一瞬自分の影かと思いましたが、これは演出なんですよね。より登山をしている気分にするために。
五合目、八合目、そして頂上に辿り着いた時は、何とも言えない達成感を覚えました。
そして、この頂上から眺める実際の富士山の眺めといったらそれは絶景でして、しばらく感慨に浸っていました。
この頂上には「富士山の可視範囲」という面白いものが掲載されていて、富士山が京都市や三重県の伊勢市、それに富山県などからも見られることにビックリしました。
そして下山
ここから"下山"していく道中で、
「荒ぶる山」「聖なる山」「美しき山」「育む山」「受け継ぐ山」という区分けされたエリアで富士山のさまざまな側面を学んでいきます。
美麗なモニターなども使いながら、富士山に関する資料を閲覧します。
基本的には撮影が禁止されており、写真があまり撮れませんでした。悪しからず。
シアタールームには絶対行くべし!
ここまでの時点でも相当満足のいくものですが、この施設のラストを飾るシアタールームでの富士山の映像は必見です!
音響も素晴らしく、4K映像による大迫力の映像を堪能できます。
15分おきに上映されていて、時間にして7分程度のものです。
最後の最後なのでそのままスルーして帰ってしまいそうですが、すごくもったいないので絶対に行きましょう!
入場料が300円で本当にいいのかな?
総評として、入場料が300円で本当にいいのかな?というのが率直な感想です。とても素晴らしい施設。
富士山好きはもとより、建築好きな人に非常にオススメしたい場所でした。
施設が綺麗ですし、職員さんの対応もいいですし、何よりこの逆さ富士を登るという斬新な発想に感動しました。
関東からだと車で2時間程度でしょうか?
ドライブがてら立ち寄ってみるのもいいと思います。
併せて、この大鳥居からの参道を通って、近くの富士山本宮浅間大社で参拝するのもいいですね。
いい経験をさせてもらいました。
また東名高速を降りて立ち寄ってみよっと。
最後までお読みいただきありがとうございました。
#静岡県富士山世界遺産センター #富士山 #Fujisan #静岡 #静岡県 #建築 #ソロ活 #ソロライフ #sololife #一人が好き #1人が好き #おひとり様